からだの中のVPK(ドーシャ)

季節のドーシャ、人生のドーシャ、1日のドーシャとざっくりお伝えしてきました。

今日はからだの中のドーシャです。


人は生れながら持っているドーシャの割合と日々の生活の中で変化をするドーシャがあります。

どちらもVPKに変わりはないけど、呼び名がちょっと変わります。

アーユルヴェーダの人生のはじまりは、生命が芽生えた時つまり受胎の瞬間からはじまります。

そして、お母さんのお腹からこの世に誕生した時のドーシャのバランスが自分にとってベストなバランスです。このバランスのとれたドーシャをプラクリティと呼びます。

ボードに書いたように、両親のドーシャ、胎内の環境、生れた時の季節が関わってきます。

理想的なのは3つのドーシャが同じくらいと言われますが、どれかが優勢になっていることが普通。

両親のドーシャなんてコントロールできませんからね〜。どれかが優勢であってもその人にとってベストなのであれば「安定」しているとも言えます。「個性」ですね。

そして、育ちながらの環境、食生活などに応じて変化していくドーシャを、「ヴィクリティ」と呼びます。いつも一定なのが理想的だけれど、食べ物によっても、季節によっても、時間によっても優勢だったり劣勢だったり動きがあります。生きている証でもありますね。


では、それぞれのドーシャがからだの中でどんな役割を果たすのかを書いていきます。


【ヴァータ・Vata】

空と風のエネルギーなので空間の中で運動・運搬・伝達の係です。血液や体液、気の流れ、思考の循環などをつかさどります。特徴は軽い・冷たい・乾燥・粗い・流動的。

<調子がいいとき>

からだは元気で快活まさに風のように機敏に動きます。こころも順応性があって理解が早い。創造豊かです。

<調子が悪いとき>

ヴァータが一定以上に優勢になると、からだは冷えて肌は乾燥し、便秘がちや頭痛などの不調が出てきます。こころは、風が止むことがないのでそわそわしっぱなし。先のことが心配で不安で眠れないことや、神経質になってしまいます。

<ヴァータを鎮めるには>

からだ・こころの中の風を落ち着けるように、まずはゆっくり休むこと。睡眠は大切です!

「そんな時間もないんだー!」という時もあるけれど、そんな時はほんの5分でも目を閉じてゆっくり呼吸をしてみるといいですよ。乾燥を補うようにオイルを塗布したり、冷えを感じたら温めて。


【ピッタ・Pitta】

火・熱のエネルギーなので、ものを燃やして変換させる係。胃腸での消化・燃焼・代謝をつかさどります。特徴は熱い・軽い・鋭い・悪臭・粘性・液状・不安定。

<調子がいいとき>

熱は鋭く強いもの。からだは食欲旺盛で運動能力が高く、こころは情熱的で目標に向かってグイグイ勇敢に進むリーダータイプ。(例えるならルフィー)

<調子が悪いとき>

火・熱が優勢になってしまうと、湿疹などの皮膚疾患や目の充血、下痢や消化器系の不調をもたらします。こころはピリピリ批判的になったり、キレやすくなります。自分にも厳しくなって無理をしがち。

<ピッタを鎮めるには>

カッとなったり、イライラし始めたら風にあたって頭を冷やす。月を見たり、火の反対の水辺にいくなどオススメ。刺激のある食事は控えて、穏やかに過ごすことを心がける。ここでもやはり「リラックス」が大切です。


【カファ・Kapha】

水と地のエネルギー。こちらはものをくっつけて、固める係です。水なので潤いもカファが与えてくれるもの。ピッタが消化したものを、ここで吸収して固めます。体を作る働きをしてくれてます。特徴は、潤い・なめらか・重い・遅い・冷たい・安定。

<調子がいいとき>

からだはがっしりと体力・持久力があって健康体です。こころはゆったり落ち着きがあって、辛抱強い。そして慈愛に満ちています。

<調子が悪いとき>

重たいエネルギーが増えてしまうと、肥満になりやすく、むくみがち。痰や鼻水鼻づまりを起こしやすくなります。こころは怠けがちになり、ちょっと独占欲・執着が強くなりがち。

<カファを鎮めるには>

取りすぎ・溜め込みやすいので、食べ過ぎに注意。心、体、身の回りの断捨離がオススメです。

不必要にとってしまったものを徐々に手放して。早寝早起きもいいですね。


ざざざーっと書いてきましたが、五大元素からなるトリドーシャのからだの中での役割。

なんとなくイメージつきますか?

私たちの肉体・心にいろんな作用をもたらすエネルギー。生まれながらにヴァータの割合が多い人、ピッタが多い人、カファが多い人、十人いれば10通りの割合があります。

ヴァータが多い人は、ヴァータの季節・時間帯に他の人よりも乱れやすくなる。ピッタやカファにも同様に言えます。似ているもの・反対のものを上手に使ってバランスをとりましょう。

自分の意識とは別に、バランスを保つように体内で循環しているエネルギーですが、からだやこころの声を聞かずに、一方的に何かを取り続けたり、反対に取らなすぎたりすると巡りが悪くなってしまう。どこかに滞りができると、コップの水が溢れるように不健康の種が広がってしまうのです。自分にとって自分が一番身近なお医者さん。自分の「内側の声」に耳を傾けることはとても大事なことなんだと古代の先人たちは教えてくれています。


冬将軍はまさにヴァータ!木枯らしが吹いた関東もめちゃめちゃ冷え込みました。ヴァータ多めの私は、とにかく寒さに弱い。雪は好きですが、やっぱりこの時期の寒いのは苦手です。温かいスープ、食べ物必須。ということで、みなさま風邪を引かぬようお過ごしくださいませ。







Jnana〜ニャーナ〜

自分をゆるめて ゆるして 大きな愛で包む時間 頑張る自分だけでなく 弱い自分も好きになるヨガ 自分のペースで 自分の呼吸にゆだねて 自由に感じる

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