1日の中のVPK(ドーシャ)

年代にも当てはまるドーシャは1日の時間割にも当てはまります。 


早起きは三文の徳とかいたように、アーユルヴェーダは日の出前に起きることをお勧めしてます。3〜6時頃ヴァータの時間、 日の出の96分前は特別な時間帯「ブランマムフルタBrahma muhurta」といって、頭がさえて勉強や計画を練ったり、静寂の中ヨガや瞑想にもいい時間とされます。徹夜でテスト勉強をしていた頃、「なんだか効率が悪いぞ」と思って、夜は早寝して朝方に変えたことは正しい方に修正されたんだと確信しました。徹夜でするよりも、朝方ですね。

早朝、誰もいない時間帯はとても静かで、言葉にできない幸福感を覚えたり、散歩したりすると気づきがたくさんあったりと、徳がいっぱいです。


朝のカファの時間帯

アーユルヴェーダは朝起きてからやることリストがたくさんあります。

それは次回においといて。。。カファは「水と地」重く、固まる質を持っているので、ついつい二度寝三度寝しやすかったり、朝ごはんを食べてぼーっとしてしまうとそのまま重たくなって動けなくなりやすい。 過食・過眠に注意です。

次のピッタの時間にしっかりご飯が食べられるように、カファの時間帯は意識的に体を動かすと良いです。デスクワークしながらもちょっと動きを入れながら。


ピッタの時間。

太陽も一番高い位置に上がります。体内の消化の力もここが一番強い。(連動してます)

なので1日の食事はここでしっかり食べましょう。食事の前に冷たいお水は控えます。

とその前に、お腹はちゃんと空いてますか?「ぐー」っとなることが大切です。お腹がなるって恥ずかしいことではありません。「空腹」の前に食べ物を食べてしまうことは、胃が休まる時間がないのでしっかり空っぽになってから食べることが体をいたわることにもなります。


10時のお茶、12時にランチ、3時のおやつ。っと「空腹」ではなく「時間」で食べちゃう方もいらっしゃいます。これでは「胃腸」が休まらない。健康を作るため、しっかり休ませてあげましょう。

<余談>昔オフィスワークしてた頃は、ランチをたくさん食べてしまうと午後が眠くなってしまうので、私は少食で回数を増やしたりしてました。それがその時の自分のバランスの取り方でした。今はなるべくここでしっかり取ってます。


午後のヴァータ。

1日の疲れが出てくる頃。帰宅に向けて気持ちもセカセカ、そんな時はうっかりしがちです。
「ちょっと疲れたな」を感じたら、少し甘いものを補給して一休みして残りのお仕事に向かうと良いです。


 帰宅後のカファさん。

 18時頃に夕食を食べられると理想的ですが、現代は20時頃、またはそれ以降に食べることも多いのではないでしょうか。 なるべく眠る2時間前(胃が空っぽになるには90分はかかるそうです。)に食事は済ませて、部屋の明かりを少し落として睡眠に向けてゆっくり過ごします。


夜中のピッタさん。

ここはゴールデンタイムなんて言われますね。 翌日の活力を作るための重要な時間なのでここはしっかり眠りましょう。ピッタは消化と代謝の働きをします。妙に目が冴えて、エネルギッシュになってしまうのはピッタが優勢になっている時。なので、23時までにはなるべくベッドに入るといいですね。物体的に活動するのではなく、無意識にゆだねて内側の再生能力に任せましょう。

横になってゆっくり深呼吸を数回するだけでも いい眠りに入れますよ。


そして、早朝のヴァータにつながります。

「時間」に終われる現代だからこそ、自分の「感覚」を取り戻していくことが大切ですね。


*【似たものが似たものを増やし、異なるものが異なるものを減らす】はここにも。

物事に陰陽があるように、ドーシャにも良い面、悪い面があります。ヴァータの時にはヴァータが乱れやすい、ピッタの時はピッタが、カファの時はカファが乱れやすい傾向がありますので、冷えてきたら上着を羽織るように、イライラしてきたら風にあたって頭を冷やしたりと相反するものを上手に取り入れることが要ですね。


ざっくりですが、1日のVPKの補足でした☆

おやすみなさい。


Ayur ~ Diya ~

いのち本来の喜びを生きる アーユルヴェーダ・ヨガ&more

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