ヴァータ(空と風)の季節


ホワイトボードに向かったら、急に色々かきたくなったので、

今の季節の過ごし方など書いてみようかと思います。


そもそもヨガってアーユルヴェーダの一部でして、アーユルヴェーダを知るとより

自分が自然の中の一部なんだと言うことが実感できます。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、アーユルヴェーダ の基本は3つのドーシャ

(エネルギー)です。とってもシンプルかつ完成された健康法なのです。


その3つのドーシャというのが、こちら。

・空と風のエネルギーをもつ「ヴァータ」

・火のエネルギーをもつ「ピッタ」

・水と地のエネルギーをもつ「カファ・カパ」


季節も一日の時間割も私たちの心も体もこの3つで話せてしまうんです。

それで、「今ここ」と書いたように、今の季節は「ヴァータ」です。

ヴァータだとどうなの?ってところですね。

大気には「空と風の要素」が多くなります。連動して私たちの心・体にもその要素が多くなる。

空気が乾燥して、風が多くなると、体は乾燥し冷えやすくなりますね。

規則正しい食生活をしてバランスが取れているときはいいのですが、気がつくと乱れがちなのが

私たち人間です。


「同じ性質が増加しやすい」というのもドーシャ のポイント。

乾燥が気になり始めたら、自然と保湿をし始めます。「冷えるなー」と感じると、自然と防寒を始め

ますよね。自然とやれていることは多いのですが。。。食べ物はどうでしょう?


秋から冬の初めに気をつけたいことリスト

・乾燥食品は控えめに。

・生ものより火を通して調理されたもの

・冷たいもの(アイスや冷水、常温以下の飲み物など)

・睡眠不足


取り入れるといいこと

・水分、油分を含んだ温かいもの(スープやお味噌汁)

・旬の食材、土地のもの

・決まった時間に食事をとるように心がける

・オイルを体に塗る

体の内と外から働きかけていくと、上手に体が反応してくれます。


風のように軽いので、そわそわ・ふわふわしがちの心も、油分を取り入れることでズンと地上に近づけてくれます。かと言って、油分の取りすぎも良くないのでお腹の調子や日々の心模様を観察してみましょう。


あまりあれこれこだわり過ぎると、今度は窮屈になってしまうので、

ちゃんと空腹を感じてから食べる←空腹感がないのに「時間だから」で食べてしまうと、自分の感覚も消化の力も鈍ってきます。

満腹!お腹いっぱーい!のちょい手前でやめる

食前・食中・食後の冷たいお水は避ける

人それぞれ生活スタイルも違うし、仕事や家族との時間などなかなか毎日同じ時間というのは難しいと思います。なので、「なるべく取り入れやすいこと」として上の3つをあげました。


ここ数日、私は夕食を抜いてます。

完全に抜いてるのではなくて、野菜たっぷりのお味噌汁のみとか、固形物を控えめにしてます。

というのも、我が家は甘党なので気がつくと、、、、また食べてしまった。というのが起こります。

そして、それが続くと

「ん?なんだか体が重だるい。思考もパッとしない。なんだかネガティブ気味じゃないか?」

っと、気がつくのです。


甘いものを取りすぎたり、空腹でもないのに食べて続けてしまうと「カファ」という重たいエネルギーが増加しちゃいます。過剰になったその重みを調整するために、プチ断食みたいな感じですね。


そして、寝る頃にはちょっと空腹感、、、、

そんなときは、ターメリックミルクを1杯飲んで「あー、美味しい」と満たされて寝ちゃいます。

私の場合は牛乳をお湯で割る感じ。

・ほんの少し(ティースプーン4分の1くらい)のターメリックをカップに入れる

・カップ半分くらいお湯を注ぐ

・ぬるくならないくらいに牛乳を入れる

・よく混ぜて味わって飲む^^


簡単なので試してみてくださ〜い。


Ayur ~ Diya ~

いのち本来の喜びを生きる アーユルヴェーダ・ヨガ&more

0コメント

  • 1000 / 1000